東国三社参拝。
「四季の旅」の日帰りバスツアーに参加しました。
二つ目の神社は、
三つの中では一番規模の小さい、息栖神社です。
東国三社参拝、その2。井戸の神を祀る水辺の神社、息栖神社。
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息栖神社について
息栖神社は歴史が古く、
公式HPによると、川の中洲にあった祠を平城天皇の命で現在の息栖の地に遷したのが、
大同二年(807年)とのこと。
現在の社殿は昭和38年のもので、昭和35年に焼失したものを再建したそうです。
御祭神 | くなどのかみ(久那斗神) | |
ご利益 | 災難を防ぐ。悪霊邪気を祓う。 | |
ご神体 | 忍潮井(おしおい) | *男瓶、女瓶の二つからなる。 |
御朱印 | 三笠宮崇仁親王から頂いた、 「水晶」の印が押される |
*添乗員さんのガイドによる
鹿島、香取の他の東国三社に比べるとすごく小さな神社です。
周辺の環境も水郷の森という感じでひっそりしていました。
アクセスは、タクシーかレンタカーが無難だとおもいます。
▼息栖神社の場所
息栖神社 到着
鹿島神宮から約15分くらいで到着したと思います。
周辺は民家が建ち並んでいて、川に近い森の中にひっそりとありました。
知る人ぞ知るという感じの神社で、
このツアーに参加しなければなかなか参拝できないような場所でした。
▼息栖神社。
境内はそれほど距離がなく、平坦なので参拝しやすいです。
息栖神社、御朱印もいただくことができます。
さらに今回のバスツアーの参加者だけ特別に、
宮司さんからお祓いをしていただけました。
撮影禁止とのことで画像はありません。
お祓い中は宮司さんの独特のお祈りの調子を聞いていると、
やはり神聖な気持ちになって、これからの自分のこととか、
平和な日本をお祈りしました。
▼息栖神社 正面 鳥居。(実際は二の鳥居です。一の鳥居は下に出てきます。)
▼鳥居をくぐるとすぐ左側にあった稲荷神社。
▼赤いマフラー(?)がオシャレです。
▼商売繁盛をお祈りしました。
▼手水舎。こちらもコロナ対策で水を垂らしていて、柄杓がなかったです。
▼奥に見えるのが社殿です。御朱印は左側にある社務所でいただけます。
▼社殿の中でバスツアー参加者全員、お祓いしていただきました。
▼御朱印も無事ゲットしました。
▼添乗員さんオススメの金運のお守りも買いました。
男瓶と女瓶の忍潮井
息栖神社が特徴的なのが、井戸がご神体というところ。
「忍潮井(おしおい)」という井戸は、
神社の参道の社殿の反対側にあります。
社殿を参拝後、全員、忍潮井に向かいました。
社殿を背にして歩いていくとありました。
忍潮井。
なんとも神秘的。
一直線に井戸まで続いていていました。
川を臨むこのロケーション。
社殿から一直線につづく井戸との位置関係。
古い時代の日本人の信仰の精神の一端に触れたように思います。
海が近いこのあたりに住む人々にとって、
真水が湧き出す井戸はとても貴重な存在だったんだろうと、
容易に想像できますね。
公式HPによると、海水を押しのけて真水が湧き出していたそうですから、
信仰の対象になるのももっともだと思いました。
▼社殿と反対方向に歩くと鳥居が見えます。これが一の鳥居だそうです。
▼奥の堤防の向こうは常陸利根川です。
▼鳥居のすぐ下には井戸があります。こちらは男瓶です。
▼忍潮井の説明。
▼渡船場跡の説明。
▼井戸のすぐ横には水産会社。入り口に看板が見えたの近づいてみました。(下へ)
▼名産のしじみ販売の看板。(キロ・900円から。なかなかお買い得)
息栖神社 まとめ
息栖神社。
規模こそ小さいものの、井戸がご神体というのは珍しいと思います。
社殿から一直線に井戸へと続く参道。
古代からすると川の流れとともに、
地形も相当変わっていると思いましたが、
変わらずにこの場所にあり続けた息栖神社。
日本人のかつての信仰にふれることができたような感じがしました。
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