今回は東寺の紅葉ライトアップに行った時の様子をお届け。
ライトアップされた紅葉が、
これだけ綺麗だとは想像もしていませんでした。
美しさを画像でどれだけお伝えできるか・・・。
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東寺について(場所・行き方)
五重塔で有名な東寺は、京都駅の西南に位置しています。
新幹線からも五重塔が見えるので京都のランドマーク的な存在ですね。
最寄り駅は、近鉄京都線の東寺駅。
徒歩6分くらいです。
京都駅からも歩いて行ける距離です。
京都駅からだと徒歩15分くらです。
この時は西本願寺から歩いて向かいました。
▼東寺の場所
東寺の歴史
794年、桓武天皇は都を平安京に遷しました。
東寺は平安遷都と同時に建立されたそうです。
最先端の計画都市の平安京を守る存在として、東寺と西寺が建立されたそうです。
その後、嵯峨天皇が東寺を、
唐で仏教を学んで帰国した空海に託しました。
そして空海が真言密教のお寺として東寺を発展させていきました。
東寺ライトアップ 入口は慶賀門
西本願寺から東寺までは徒歩で向かいました。
グーグルマップの経路検索で案内されたのは、東寺の北大門。
時刻は夕方5時。
この時間帯だからか、やっとたどり着いた北大門は閉まっていました。
ライトアップの入口は、お寺の東側の慶賀門でした。
▼やっとたどり着いた入口の慶賀門。
北大門のある場所は地元の人のみが行き交うローカルな場所で、
門が閉まっているのを見たときは途方に暮れてしまいました。
ライトアップに行く際はご注意を。
(まず間違う人はいないと思いますが・・・)
拝観料は大人ひとり、1,000円でした。
拝観時間は、17時15分から21時まで。
▼慶賀門にあったライトアップの看板。
うっとりするような東寺のライトアップ
慶賀門をくぐるとすぐ左側に拝観者用に通路が仕切られていました。
通路は池のほとりを奥に伸びていました。
紅葉した木々が見事にライトアップされていて、
それが池の水面に写りこんで、とても綺麗でした。
いきなり別世界に連れていかれました。
▼慶賀門からすぐの紅葉のライトアップ。見事です。
▼月がいい感じで出ていて、さらにいい雰囲気を醸し出していました。
観光客は全員、カメラやスマホで夢中で写真を撮っていました。
自分も負けずと写真を撮りまくりました。
一歩進むごとに風景がちがって、
思わず何枚も何枚も写真を撮ってしまいます。
池のほとりを進むと、
池の角の所に着きました。
その角から、奥にライトアップされた五重塔が見えました。
手前の紅葉した木々と奥のライトアップされた五重塔。
池の水面にはその景色が写りこんでいます。
その景色にとても感動して、興奮しました。
何とも言えない世界です。
和の世界の究極のアトラクション。
仏教の最高のテーマパークと言う感じ。
(安っぽい表現ですが・・・)
▼池の角で撮影。
▼池の角から奥を見るとライトアップされた五重塔が見えて、最高な景色です。
いろんな角度から、東寺の五重塔を堪能
五重塔に近づきながら、いろんな角度から五重塔を撮影しました。
どこから見ても絵になる風景で、
写真撮影が止まりません。
まぁまぁ混雑はしていましたが、撮影に困るほどではなかったです。
みなさんいい感じで、思い思いに写真を撮っていたと思います。
▼近づいて五重塔を撮影。
四角い池を過ぎると、瓢箪池という池があって、
そこから眺める五重塔もよかったです。
瓢箪池の水面に映る五重塔も最高でした。
▼瓢箪池のあたりから五重塔を撮影。
▼瓢箪池と五重塔。
▼瓢箪池に写りこんだ五重塔。
▼瓢箪池の水面に写る紅葉。
▼望遠で撮った五重塔。
さらに進んで五重塔の真下あたりまで行きました。
ライトアップされた五重塔は、
浮かび上がる建物に自然と見入ってしまう魅力がありました。
ベンチのような縁石があったので、
しばらくそこに座って五重塔と京都の秋の夜の雰囲気を味わいました。
▼近くから見る五重塔。
国宝 金堂
夜の拝観ですが、うれしいことに金堂と講堂も拝観できました。
金堂は一度焼失して、現在の金堂は1603年にできたものだそうです。
金堂の中には、薬師如来と日光菩薩、月光菩薩の像があります。
(内部は撮影禁止でしたので画像はありません)
薬師如来は、この世のあらゆる病気を治し、
生きとし生けるものを救うとされているそうです。
この時代にぴったりのありがたい仏さまです。
▼ライトアップされた金堂。
▼歴史ある建物特有の荘厳な雰囲気が漂います。
▼金堂。外から少しだけ仏像が見えました。
▼金堂の内部の入口。
必見! 講堂の立体曼荼羅
重要文化財に指定されている講堂。
中にはたくさんの仏像からなる立体曼荼羅が展示されています。
現在の講堂は、一度焼失し、
金堂よりも早く、5年後の1491年に再建されたものだそうです。
最優先で再建された理由は、密教の教えの中心的な存在だからだそうです。
立体曼荼羅とは、文字通り曼荼羅を立体にしたもの。
曼荼羅は仏教の世界を表現した絵のことです。
その絵を立体として仏像で表現したのが立体曼荼羅です。
東寺を託された空海が生涯をかけて作り上げたのが、講堂と立体曼荼羅。
曼荼羅を立体として表現する。
これはとても前衛的で、空海の偉業のひとつとされています。
それだけに、必見です。
立体曼荼羅。
実際に見るとその迫力に圧倒されます。
その存在感。
独特の空気。
仏教に詳しくなくても、感覚が揺さぶられます。
夜に見る立体曼荼羅なので、
それが5割増しで雰囲気を盛り上げていました。
▼内部は撮影禁止ですので講堂の外部の画像です。
立体曼荼羅の画像は公式HPでどうぞ。
東寺 ライトアップ まとめ
控えめに言っても、最高過ぎました。
紅葉のライトアップがこんなに綺麗だとは思ってもいなかったです。
本当に最高の時間と空間を体験できてよかったです。
一通り拝観しても帰るのが名残惜しかったです。
▼拝観を終えて遠くから見る五重塔もよかったです。
▼拝観を終えて外にでてきました。
▼外からも五重塔が見えて、帰り道を見守ってもらっているような感じでした。
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