
今回は、浄土宗の総本山、
知恩院に行った時の様子をお届け。
立派な建物(伽藍)が自然ととけあって、
いい景色を堪能できるお寺でした。
YouTube,始めました!「どんチャンネル」チャンネル登録お願いします。
知恩院について(場所・行き方)
知恩院、正式名称は、華頂山知恩教院大谷寺。
八坂神社の東、円山公園の横に位置しています。
八坂神社から円山公園を抜けて歩いていけます。
この時も八坂神社・円山公園と通って歩いて行きました。
最寄り駅は地下鉄東西線の東山駅。
駅から三門までは徒歩約10分。
▼円山公園から知恩院の南門が見えます。
▼知恩院 概要
拝観料 | 無料 | 一部有料(友禅苑 等) |
開門時間 | 6時 ~ 16時 | *季節によって異なります |
休館日 | な し | |
御朱印 | あ り |
知恩院は開祖の法然上人が、1175年にこの地に、
庵を結んだことが始まりとされるそうです。
数々の仏教建築が見事な寺院です。
▼南門にあった、知恩院の説明。
▼知恩院の場所。
国宝「三 門」
南門を過ぎて進むと、
知恩院のシンボルとも言える三門の横に着く形になります。
とにかく立派で大きな門は、ものすごい存在感と迫力がありました。
全体像を見ようと、一端道路を渡って、
三門全体を見ることができる場所まで離れました。
▼三門全体を見える場所まで少し離れて。
ほれぼれするような三門の姿に思わず見とれてしまいます。
三門の後ろは山の傾斜になっていて、
山やまわりの木々とうまくとけあっている感じが、
眺めていても飽きませんでした。
創建は元和7年(1621年)で、
徳川2代将軍、秀忠公の命で建立されたとのこと。
木造の門では日本最大級だそうです。
普通なら「山門」と書くのに対して、
知恩院は「三門」と書きます。
「三門」と書く理由について公式HPには、
次のように書かれています。
これは、「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」という、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門(三解脱門:さんげだつもん)を意味しています。
残念ながら三門の内部は非公開ですが、
HPには内部の写真が掲載されています。
見事な仏像が置かれ、豪華な絵で天井が装飾されていました。
▼こういう画像、いろんなところで見たことがあるような・・・。(後で説明します)
▼三門を近くから観察。
▼柱が力強い。
▼上部はものすごく繊細なつくり。
▼三門から京都市中心部方面を見て。
男坂・女坂
三門を過ぎると、
御影堂のある場所までは上りの傾斜を登ります。
三門のすぐ後ろにある階段は「男坂」というそうです。
特に迷わずに男坂の階段を登りました。
それほどの距離ではないですが、
上まで登ると結構な運動になって息が切れました。
▼男坂の上から三門を見て。
後で知りましたが、すぐ横に傾斜が緩やかな、
「女坂」というのも有りました。
男坂を登りながら、
登っている人がほとんどいなかったので、
「知恩院って結構空いてるな」と思っていましたが、
それもそのはず、みなさん女坂を登っていました。
女坂の方が傾斜が緩やかなので、
かなり登りやすかったです。
▼女坂を登りきったあたりから。
下の写真の風景。
どこかで見たことがあるような・・・と思いませんか。
ネットの情報を見てわかりました。
この三門と男坂のあたりは、
映画やドラマのロケでよく使われているそうです。
だから見覚えがあったんですね。
なるほど、納得です。
▼映画やドラマでよくロケに使用されているそうです。(三門と奥に見える男坂)
国宝 御影堂
坂を登りきると、広いスペースがあって、
そこに国宝の御影堂がありました。
御影堂もすごい存在感のある建物でした。
公式HPによると、
寛永16年(1639)に徳川3代将軍家光公によって建立されたとのこと。
開祖の法然上人の御影(みえい)を祀っているので、
こう名付けられたそうです。
▼御影堂
▼御影堂の奥には日本庭園。橋の奥の建物が納骨堂。
▼御影堂前にあった香炉。
御影堂の中は見学可能でした。
(撮影は禁止)
ものすごくひろいスペースで、
多くの人を集めて法話が行われたりしているそうです。
▼靴を脱いで、御影堂の中を見学しました。
御朱印
御朱印は数種類ありましたが、
開祖の「法然上人」と書かれる、
一番代表的なものをお願いしました。
(一部300円)
御朱印の授与所は、坂を登りきったあたりのすぐ横にありました。
平日の午前中だったこともあり、
すぐに書いてもらえました。
▼御朱印 授与所。
▼知恩院の御朱印(御影堂をバックに)。その場で書いてもらえるのはやっぱり嬉しいですね。
まとめ
訪問してはじめて知恩院の良さを実感しました。
正直、清水寺と八坂神社に付け足す感じで、
旅程を組んだので、期待していなかったですが、
知恩院、素晴らしかったです。
三門と御影堂の見事な建築は必見です。
▼境内案内図
▼帰りは女坂から下りました。
山とその傾斜を利用して建てられているので、
どこに移動しても絵になるようなお寺でした。
建物と自然がとけあう感じもよかったです。
三門と男坂の風景は、
中世にタイムスリップしたかのような、
時代劇の映画の中に紛れ込んだかのような錯覚を覚えます。
(ちょっと言い過ぎか・・・)
▼女坂から見る三門と京都市街地。
▼紅葉した木々が所々にあって、それも良かったです。
コメント