東国三社参拝、その1。2600年以上前に創建された、常陸国一ノ宮、鹿島神宮。

鹿島神宮 国内
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今回は東国三社の一つ、
鹿島神宮に参拝した時の様子をお届けします。
東国三社を一日で巡る、
四季の旅のバスツアーに参加しました。

 

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東国三社参拝、その1.常陸国一ノ宮、鹿島神宮。

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鹿島神宮について

鹿島神宮は茨城県鹿嶋市にある神社で、
その地方の第一の神社とされる一ノ宮で、「常陸国一ノ宮」です。
資料によると・・・、
創建は2600年以上前。
「伊勢以外で初めて神宮号を許された東国筆頭の古社」とのこと。

御祭神 たけみかづちのおおかみ
ご利益 勝負運
御朱印 本宮と奥宮の2種類(各500円)

とにかくとっても古くて、由緒ある神社ということですね。

▼鹿島神宮の場所

 

四季の旅 東国三社ツアーに参加

当初は個人で鹿島神宮に参拝しようと思っていましたが、
ネットで検索するうちに、鹿島神宮だけでなく、
香取神宮や息栖神社の東国三社をめぐるバスツアーがあることがわかりました。
一人での参加もOKで、さらに、参加費が意外と安いので、すぐに参加を決めました。
(参加費:約8,000円)

 

 

ツアー当日。
都庁の大型バス駐車場に7時30分に集合。7時45分に出発です。
今回のツアーは23人の方が参加されていました。
ほとんどが女性でおじさんはほぼいませんでした。

▼都庁の大型バス駐車場。定時に出発。
四季の旅

バス内はコロナ対策で、
前後のシートの仕切りとして透明なビニールシートが設置されていました。
また、一人で2シートを使うような仕様でした。
(その分、一人参加の人は1,000円割増しでした。)

▼前後のシートを仕切る透明なシート。
四季の旅

出発後、東京駅からの参加者を乗せて、バスは鹿島神宮に向けて高速を走りました。
途中、トイレ休憩で、酒々井パーキングエリアに寄りました。
添乗員さんによると、東国三社では、あまりめぼしいお土産品(お菓子等)がないそうで、
もし買うなら酒々井パーキングエリアで買った方がいいとのこと。
とはいいつつ、酒々井パーキングエリアも気に入ったお土産はなかったですが、
千葉名産の落花生のお菓子を職場用に購入しました。(ビニール袋有料でした。)
実際、東国三社ではお土産用のお菓子はあまりなかったように思います。
もちろん、お守りやお札等はいっぱいありましたよ。

▼酒々井パーキングエリア。いまやどこでも見かけるスタバが奥に。酒々井パーキングエリア

鹿島神宮 到着

東京から約2時間。鹿島神宮に到着しました。
時刻は午前10時少し前。
1時出発ということで、これから3時間は自由行動です。
基本、添乗員さんが案内することはありません。
鹿島神宮への参拝とお昼を各自で取ります。
時間が限られているので、急いで行動しようと焦りましたが、
写真を撮りながら参拝と食事をするには、
3時間はちょうどいい時間でした。2時間だと絶対短かったと思います。

▼鹿島神宮 駐車場に到着。
鹿島神宮

▼電光掲示板
鹿島神宮

 

正面 大鳥居

駐車場は参道の横にあるので、
一旦戻る形で、正面大鳥居から参拝します。

添乗員さんの資料によると、
2011年3月の東日本大震災で、倒壊しているそうです。
門前町には大きな被害がなかったので、
地元の人たちは、自分たちの身代わりになって守ってくれたと、
大変感謝しているとのこと。
そのエピソードを知って、眺めるとちょっと感慨深いですね。

▼鹿島神宮 大鳥居
鹿島神宮

▼少し離れた場所からの大鳥居。
鹿島神宮

手水舎・楼門・大助人形

大鳥居井から少し歩くと、
立派な朱色の門があります。
その手前には手水舎があります。
コロナ対策でひしゃくはなくて、流れ落ちる水で手を洗う方式になっていました。

▼手水舎
鹿島神宮

▼コロナ対策が施されていました。
鹿島神宮

▼流れ落ちる水で手を清めます。
鹿島神宮

朱色の門は日本三大楼門のひとつだそうで、
寛永十一年(1634年)に、水戸初代藩主、徳川頼房、
(水戸黄門 光圀の父)が奉納とのこと。

ちなみに楼門とは、ネット情報では二階建てで屋根のある門のことだそうです。

▼楼門
鹿島神宮

鹿島神宮

楼門をくぐると、神社特有の神聖な雰囲気がぐっと増します。
大げさに言うと、空気が一変しました。

拝殿の手前には藁人形が何体かありました。
ちょっと怖さを感じましたが、
説明によると、かつての兵士を模した人形で、
疫病や災厄などの退散の伝承がある人形とのこと。
神社ならではのコロナ対策がされていました。

▼大助人形
鹿島神宮
鹿島神宮
鹿島神宮

拝殿・社殿

楼門からすぐのところに拝殿があります。
早速、二礼二拍一礼で参拝しました。
社殿は案内図によると拝殿の奥にようです。

▼楼門をくぐって・・。左の建物はお守りを売っている授与所。
鹿島神宮

▼拝殿。 落ち着いた作りです。
鹿島神宮

資料によると・・・。

拝殿は入母屋造り、向拝一間、檜皮葺。
白木造りの簡素な意匠が峻厳さを際立たせる。

▼周囲の森に溶け込むような佇まい。
鹿島神宮

 

授与所・御朱印

参拝の後は、もう一つの目的である、お守りと御朱印をいただきます。
拝殿の向かい側にある授与所にはたくさんの種類のお守りとお札がありました。
時間をかけないと選べないほどの種類です。
添乗員さんのオススメは、東国三社守り。
お守りに東国三社の社紋を貼り付けて完成するお守りです。
東国三社のそれぞれのご利益を受けられるので最強です。
ということで、迷わず購入しました。
あとは、気になった自信守りというお守りも購入。自信がないので。

▼色とりどりのお守り。
鹿島神宮

▼東国三社守り。この後、息栖神社と香取神宮で社紋を購入しました。
鹿島神宮

▼気になった自信守り。

▼お守りをゲット。
鹿島神宮

御朱印は授与所の横を少し進んだところでいただけます。
申し込みの場所と受取の場所は別になっていました。
御朱印帳も売っていましたので、その場で購入して御朱印をお願いできるようでした。
料金は受取時に払う後払い制。
申し込み時に番号札(レシート状)が渡されて、
出来上がると番号で呼び出される仕組み。
システム化されていてスムーズでした。

▼御朱印、申し込みの場所。御朱印帳も売っていました。
鹿島神宮

▼受取の場所。電子掲示板とともに音声でも番号をアナウンスされます。
鹿島神宮

添乗員さんから、御朱印をもらう時のアドバイスがありました。
御朱印帳は、御朱印をもらう場所を開いて、相手に向かって差し出してください、とのこと。
仰せの通りにお願いしました。
この時はあまり混雑していなかったので、
お守りを買いに行って戻ってきたら呼び出されました。
恥ずかしながら、人生で初めて御朱印をいただいたのでちょっと感動しました。

▼鹿島神宮の御朱印は本宮と奥宮の二種類。両方でもOKです。一つ500円。
鹿島神宮

▼御朱印ゲット。ちょっと感動しました。
鹿島神宮

 

鹿園

鹿島神宮はまだまだ訪れるべき場所があります。
拝殿・授与所の奥には鹿がいる鹿園がありました。
鹿は鹿島神宮の御祭神のお使いだそうで、神聖な存在。
なんと、奈良の鹿の起源も鹿島神宮とのこと。
売店では鹿の餌、ニンジンが売られていて、餌付け(?)することができます。

▼鹿園
鹿島神宮

▼鹿についての説明書き。鹿島神宮

▼鹿のエサ(って書いてます)、100円。持ち込んだ人がいたのか、「エサ」は持ち込み禁止。
鹿島神宮

▼鹿たち。
鹿島神宮

▼餌付け(?)している方がいたのでパシャリ。
鹿島神宮

奥宮

鹿園からしばらく歩くと奥宮があります。
鹿島神宮公式HPによると、
慶長10年(1605年)に、
徳川家康が関ケ原の戦いでの勝利のお礼に奉納したとのことです。
勝負運、あやかりましょう。
参拝させていただきました。

▼苔むしていい感じの奥宮。人気なので参拝の行列ができていました。
鹿島神宮

鹿島神宮

鹿島神宮

 

要石

公式HPによると、
地中深くまで埋まっている要石が、
地震を起こすナマズを抑えていると言い伝えられているそうです。
水戸黄門が7日7晩、地中を掘らせても石の端にはたどりつけなかったとのこと。けが人が続出して作業を断念せざるを得なかったと記録に残っているそうです。

奥宮の横から参道が伸びていますが、
結構距離があります。
時間が限られているので、ちょっと焦りましたが、
結果から言うと、余裕で参拝できました。

▼奥宮の横から要石へ。
鹿島神宮

▼結構歩いて要石到着。
鹿島神宮

▼要石の説明書き。
鹿島神宮

▼少し頭を出している要石。
鹿島神宮

▼芭蕉の句碑もありました。
鹿島神宮

 

御手洗池

来た道を戻って、再び奥宮付近へ。
そして最終目的地の御手洗池へ坂を下りました。
透明度の高い御神水が毎日40万リットル湧き出ているという御手洗池。
以前は参拝の前にここで全身を清めていたそうです。

▼坂を下って御手洗池へ。
鹿島神宮

池はたしかにものすごい透明度でした。
鯉も気持ちよさそうに泳いでいます。

▼御手洗池。ものすごく神秘的でした。
鹿島神宮

鹿島神宮

池の横には茶屋がありました。
ここでは御神水で入れたコーヒーをいただけるそうです。(今回は飲みませんでした)
また、御神水の持ち帰り用に空のペットボトルも売っていました。

▼御手洗池の横の茶屋。
鹿島神宮

鹿島神宮

お楽しみのランチはクラフトビールとピザ、そしてラーメン。

一通り参拝をして、門前町でお楽しみのランチです。
グーグルマップであらかじめ行きたい店を調べておきました。
クラフトビールが飲める、「Pradise Beer Factory」です。
添乗員さんによると門前町のお店は、
不定休でやってないこともあるので注意が必要とのこと。
ありがたいことに「Pradise Beer Factory」、やっていました。

▼「Pradise Beer Factory」 大鳥居からすぐです。
Pradise Beer Factory

▼「Pradise Beer Factory」の場所。

ここのビールの特徴は、何といっても、
鹿島神宮の御神水を使っていること。
昼からビールを飲んでも罪悪感なしです。

▼御神水ビール。ビール好きにはたまらない。
Pradise Beer Factory

Pradise Beer Factory

迷わず入店しました。
店内はオシャレな雰囲気。
カレープレートランチをオーダーしようとしたら、
ピザのみの営業とのこと。
トマトソースのピッツァ・マチルダなるものをお願いしました。
もちろんビールも。
歩き回った後のビールは格別でした。
一杯では全然足りず、結局三杯(三種)いただきました。
でも御神水ですから。

▼オシャレな店内。Pradise Beer Factory

Pradise Beer Factory

▼メニュー
Pradise Beer Factory

Pradise Beer Factory

▼ピッツァ・マチルダとクラフトビールでランチ。

クラフトビールらしく華やかな香りで、
どれも美味しかったです。
個人的には、「弥栄」というビールがバランスがよくて好きな味でした。

 

御神水ビールでいい気分になって店をでました。
でも、もうちょっと食べたい気分。
ピザだけではちょっと物足りなかったです。(普通の人なら十分満足だと思いますが・・・)
そこで添乗員さんのオススメの、駐車場内にある食堂(なかや)へ。

▼添乗員さんオススメの食堂、なかや。
なかや

カレー、ラーメンが550円とお手頃です。
コロナ対策でカウンターは使用不可で、テーブルは2人までとなっていました。
入店してラーメンをオーダー。
麺は細麺で、醤油のシンプルな味でおいしかったです。
地方らしく(?)、瓜のお漬物がついてきました。
これがあっさり目の味付けで美味しかったので、ごはんが欲しくなってお願いしました。
そしたら、ごはんにもお漬物。レンコンの甘酢漬け。うれしい誤算。
さすがに満腹になりました。

▼なかやのラーメン。添えられた漬物が絶品でした。
なかや

▼ごはんをお願いしたら別のお漬物。うれしい誤算です。
なかや

 

鹿島神宮 まとめ

ずっと行きたかった鹿島神宮。
実際は想像以上に良かったです。
古代から受け継がれている豊かな森の中にあって、
ものすごく癒されました。

▼大木が聳え立つ森にパワーをもらいました。
鹿島神宮

敷地は東京ドーム15個分あるというので、
とても広いです。
参拝にはぜひ歩きやすい靴がいいと思います。

ただただ歩くだけでも心が洗われるようでした。
森の中はとても神秘的で、たくさん霊気をもらえた気がしました。
間違いなくパワースポットだと思います。

▼豊かな森も鹿島神宮の魅力の一つですね。
鹿島神宮

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