ラーメン食べ歩き。
今回は、念願だった、つけ麺の有名店、
「とみ田」に行って来ましたので、
その様子をお届けします。
YouTube,始めました!「どんチャンネル」チャンネル登録お願いします。
つけ麺の超有名店、「とみ田」について
ラーメン通ならもちろん、
そうでなくても「とみ田」の名前を聞いてたことがある人は多いはず。
濃厚なつけ汁のつけ麺が評判となり、
一気に人気が広がり、連日行列ができる超有名店に。
店主の富田さんが、
店を構える松戸に愛着があるらしく、
都心にはお店がない。
都心にお店がないという、そのちょっと不便なところ、
わざわざラーメンを食べに、
郊外まで行くというのが
人気店の証と言えるかもしれないですね。
「一燈」然り、巣鴨時代の「蔦」然り。
そして、不便で食べるのにハードルが高いことが、
人気に拍車をかけているように感じました。
ずっとずっと、「とみ田」のつけ麺を食べたいと思っていましたが、
やっとやっと決意して、
常磐線に乗って松戸まで行って来ました。
▼松戸にある「中華蕎麦 とみ田」
「ラーメンは豚ガラ、鶏ガラ、人柄」。店主、富田さんについて。
店主の富田さんはラーメン好きが高じてラーメン屋になったという人。
20代前半、多くのラーメン店を食べ歩いた富田さん。
中でも、東池袋の名店、「大勝軒」が行きつけだったそうで、
つけ麺の味とともに、
つけ麺の生みの親の故・山岸一雄さんの人柄にとても魅了されたそう。
▼「とみ田」店内には、「大勝軒」の山岸さんの写真がありました。
その頃の富田さんは、家業の土木建築会社を手伝う傍ら、
夜はラーメン屋でアルバイトをする生活。
実家の近くに、「マスター」と慕う山岸さんのもとで修行した人が、
「大勝軒」を開店し、よく食べにいっていた関係で、
店に誘われて、本格的にラーメンの世界に入ったとのこと。
ラーメンの味にこだわりがあるというのはもちろん、
ラーメンの作り手の姿勢や哲学、人柄に惚れ込み、
尊敬しているところにぐっと来る。
富田さんの経歴については、以下のリンクを参考にさせて頂きました。
「中華蕎麦 とみ田」の概要(場所・営業時間)
「中華蕎麦 とみ田」の最寄り駅は、JR常磐線・上野東京ラインの松戸駅。
東口から徒歩4・5分の場所にあります。
駅へ続く道を、一度曲がればずっと直進なので、
初めての人でもわかりやすい場所にあると思います。
▼「中華蕎麦 とみ田」の場所。
▼松戸駅 東口。「とみ田」の玄関口。
とみ田の営業時間等、概要は下記の通り。
営業時間 | 11:00 ~ 15:00 | |
定 休 日 | 水曜日 | |
座 席 | カウンター10席 | |
住 所 | 千葉県松戸市松戸1339高橋ビル1F | |
食べた料理 | つけめん(大) | 1,400円 |
比内地鶏 半熟味玉 | 200円 |
▼この道をまっすぐと行くと「とみ田」があります。
▼念願だった「中華蕎麦 とみ田」到着。
悲報!?2時間待ち。順番待ちを覚悟で時間に余裕を。
お店に到着したのは、午後1時手前。
店頭にある券売機で4人グループが食券を買っていました。
待っていると、係の人が来て案内してくれました。
この時点で一番はやい順番が15:00だとのこと。
2時間待ち!
人気店なので、食べられるだけラッキーなのか。
▼さすがの人気店。午後1時前で、約2時間待ち。
松戸まで、とみ田のつけ麺を食べに来たので、迷わず受付しました。
同時に食券購入して、係の人に渡します。
ちなみに、集合時間の14:45に遅刻すると、
返金なしのキャンセルになる・・・と言われました。
▼店頭にある券売機。
▼テイクアウトのメニューも貼り出されていました。
時間まで駅前の漫画喫茶に。
順番までの約2時間。
お店から一番近いと思われる漫画喫茶で時間を潰しました。
(東口からでてすぐのお店)
▼東口の目の前のこちらのお店(CUSTOMA CAFE)で、時間まで過ごしました。
こちらのお店は、フリードリンクはもちろん、
カレー(他、軽食)も無料でした。
まぁまぁ美味しかったので、2杯食べてしまいました。
漫画喫茶はしばらく行っていなかったので、
最近のお店のサービスに疎いですが、これが普通なんですかね。
▼個室でも3時間1,000円しない価格。
▼ドリンクはもちろん、軽食も無料はうれしい!
▼ちょっと狭かったですが、概ね快適に過ごせる個室でした。
いよいよ、とみ田のつけめん、実食!
時間になったので、お店に行くと、
15時の回の人たちが既に行列していました。
▼店に戻ると、一緒の回の人たちが。
行列の後ろに並んで待っていると、
受付順に名前が呼ばれました。
(受付順なので、「公平だな」とちょっと好感)
呼ばれた人から、
つぎつぎと指定されたカウンターの席に座っていきます。
カウンターはL字型で10人の定員。
間接照明。
ゆったりとしたジャズが流れる店内。
提供される水が、
丸形の氷が入っているおしゃれなグラスで、
バーでウイスキーを飲んでいるような感じ。
▼提供された水。
静かな店内。
雑談する客は誰もいなかった。
キッチンの中央に、まさかの店主・富田さん。
一人だけ、制服が黒いので、すぐにわかった。
(さすがに写真を撮るのは気がひけてしまった)
店主自らラーメンを作っているのに、
感動してしまった。
客は全員、富田さんの姿に釘付け。
麺を揃える指先。
スープやつけ汁に具を盛り付ける時のこだわり。
細かく刻んだねぎのひとつひとつにまで、
気を使っているかのように、
丁寧に盛り付けられる。
一杯一杯にしっかり時間をかけてつくっているのがわかる。
これはまさに、
とみ田ラーメンショー。
採算を度外視したような時間のかけ方。
その分、ラーメン提供までは時間がかかった。
ラーメン屋とは思えない、
優雅な動きひとつひとつに見入ってしまう。
どんぶりにスープを移す様子を、
その場にいる客、全員が集中して見ている。
おのずとラーメンへの期待が高まる。
▼ひとつひとつの席に、こんなふうに支度されています。
いよいよラーメン提供。
まずはあたたかいラーメンから。
店員が具材やラーメン、
おすすめの食べ方なんかについて説明してくれる。
待つこと十数分。
食べたかった「とみ田」のつけ麺が到着。
▼まずは具材から提供。別皿に盛られたチャーシュー2種。黒い液体はバルサミコ酢。
低温調理(?)と、炙ったバラのチャーシュー。
どちらも肉の味が濃かった。
▼追加でオーダーした「比内地鶏 半熟味玉」。
▼食べたかった「とみ田」のつけ麺。
極太で存在感のある麺。
まずは麺をそのままでひとすすり。
よくしめられていて、噛みごたえのあるコシ。
そして味わいある小麦の甘みが口に広がる。
▼極太でボリューム感のある麺。
▼まずは麺をそのまま頂きました。
つけ汁は、つけ麺の定番の濃厚ドロスープ。
今やつけ麺の定番スープになって、
目新しくもないが、
このつけ汁は、具材にこだわって、洗練されているのが伝わってくる。
店主が、丁寧に盛り付けた2種のネギが印象的。
▼店主、富田さんが丁寧に盛り付けたネギ。
▼魚介が強く香る、超濃厚なスープ。
太麺を超濃厚スープにつけて一口すする。
濃厚なスープの旨味と魚介の香り。
つけ汁のインパクトに負けてない、極太の麺。
噛んでいくと、小麦の甘みが感じられた。
それからは、ただただつけ汁に麺をつけてすするのを繰り返した。
「つけめん 大」を選んだが、
自分にはちょうどいい量だった。
▼つけ汁の中にあった、メンマ。
▼「比内地鶏 半熟味玉」。あっさりめの味付けで、濃厚な黄身がおいしかった。
麺をすべて食べ終えると、
店員さんがスープ割りを聞いてきたので、お願いした。
あたたかいスープが足されると、
再び魚介が香りだす。
たまらず、ぐいぐいとスープを飲む。
▼最後はゆずが香るスープ割りで。
最後はゆずが香って、
さわやかな余韻を残りました。
「中華蕎麦 とみ田」 まとめ
「中華蕎麦 とみ田」。
ラーメン好きなら、一度は訪れるべきだと思います。
店主の富田さんの思いが、
ラーメンだけではなく、店のつくりや、接客まであらわれていて、
ラーメンを一段も二段も上質な食べ物にしようとする、
気概をジンジンと感じた。
▼駅までの道の途中にあった系列店の「松戸中華そば 富田食堂」
さすがに満腹だったので、よらずに帰りました。
極太麺と濃厚ドロスープのつけ麺は、
今や一般化していて、チェーン店でもある味。
目新しい味ではないので、正直、大差はないと思いましたが、
上質な具材と洗練されている様子を経験するだけでも価値があると思いました。
▼心地いい満腹感とともに松戸駅に。
▼帰りも常磐線に乗って。
松戸への小さなラーメン旅。
「とみ田」のつけめんで身も心も満足できました。
というわけで、バカ舌評価は・・・。
コメント