どん底サラリーマンが株式投資で2億円 いま息子に教えたいお金と投資の話

どん底サラリーマンが株式投資で2臆円 本の紹介
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今回は本の紹介です。

「どん底サラリーマンが株式投資で2億円

いま息子に教えたいお金と投資の話」

著者の投資の手法と歴史が、

人生とともに語られる一冊です。

 

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本書の読みどころ。

50代半ばの著者が、自身の投資人生を振り返りつつ、2億円までの蓄財の過程が随所で語られる。母がコツコツ貯めた80万をもらったことから、著者の投資人生はスタートする。最初の妻の浮気が原因で離婚し、父子家庭となってから、著者は徹底した節約生活を始める。
節約や投資の方法は様々あるが、結局、自分自身が必要性を感じて行動するかにかかっているように感じた。
サラリーマンの所得だけに限界を感じて、投資を決意する。
これから投資を始めようとする人には参考になる部分が多いと思った。

 

 

 

著者の蓄財のステップ。

億り人への第一歩として、
著者はまず、種銭、1,000万を貯めるようにすすめています。

1,000万貯めるために、著者は、徹底した節約生活を実践しました。
・住宅費を月収の15%以内に抑える。
・食品は3万円以内。
・服は全部ユニクロ。
・クリーニングは使わない。

などなどの方法で、4年で投資の軍資金、1,000万円を貯めたそう。
かなり切り詰めて、家計を管理しないと厳しいと思う。
住宅手当がないと、月収の15%の家賃では、
かなり条件が悪い物件にすまなくてはならない。

 

「DokGen流 ほっとけ投資」

著者の投資実践法は、個別株の成長株・割安株に長期投資する方法。
以下の4つなシンプルな視点で株式銘柄を選んでいるそう。
①知っている会社
②たぶん倒産しない会社
③割安な会社
④ちいさな会社

それぞれの項目について、本書で詳しく説明しているので、ぜひ読んでいただきたい。

著者のように億単位で資産を増やしたいなら
やはり個別株投資が最短の方法のように感じる。
ただ、個別株投資は、銘柄選定と企業分析の能力が必須となるので、
やや難易度が高い。
それぐらい手間を惜しまず、リスクを取ってこその億り人だと言える。

さらに著者は、投資資金が少ない時期では、多くの銘柄を保有せずに、
銘柄を絞って集中投資するべきだとしている。
資産が1億円になるまでは集中投資を勧めている。

レベルが高い投資方法だが、
銘柄分析や投資の考え方など、
著者の実践方法が書かれている。

 

 

本書のちょっと気になる点。

著者の人生を振り返りつつ、投資の歴史を綴っている本書。
随所に挿入される著者の私生活のエピソード。
参考にするために、できればそのエピソードをもっと知りたいと思った。
直接投資とは関係ないことだから仕方ないかもしれないが、
妻の浮気で離婚になって、父子家庭として暮らすことになるのだが、
その辺りの心境や苦労をもっともっと知りたかった。

・・・というのは、読みすすめると、
忘れた頃に息子に語りかける感じの文章が出てきて、
投資の失敗談や実践方法が語られ、
過去の私生活のエピソードが書かれているが、
それが、ちょっと取ってつけた感があり、
エピソードもちょっと薄い感じがした。
もう少し、息遣いというか、体温を感じるエピソードを読みたかった。
贅沢な望みかもしれないが・・・。

 

まとめ

資産2億円までの道のりを振り返り、
著者の人生と投資の歴史を紹介している本書。
資産が決して順調に増えたわけではなくて、
何度か暴落を経験しながらも、
株式投資の市場から退場せずに、
なんとか踏みとどまる著者の姿に勇気をもらった。

投資で失敗しながら、どういう投資方法が自分に合うのか、
よく吟味して、自分なりの投資方法を確立できればいいと思う。

 

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