今回は桂離宮に行った時の様子をお届け。
参観は予約が必須ですが、
人数限定で当日参観もできます。
事前の予約がいっぱいだったので、
朝、早起きして当日参観申し込みに挑戦してみました。
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当日参観 申し込みに挑戦。
桂離宮を参観するには事前予約が必須です。
(WEBかはがきでの申し込み)
ただ、人数限定で当日参観の申し込みができます。
各回の参観の人数に空きがあれば、
その回に申し込みができます。
▼参観時間は以下の通り。
9:00 | 10:00 | 11:00 | 12:00 | 13:00 | 14:00 | 15:00 |
令和4年9月現在の当日参観の人数枠は、
1日50名です。
当日申込の受付開始時間は、8時40分から先着順です。
この時間までに、桂離宮に行く必要があります。
この日に絶対、桂離宮に参観したかったので、
少し早めに桂離宮に行きました。
▼当日受付の場所に到着。時刻は午前8時前。
▼すでに待っている人がいました。
▼受付が始まりました。受付の順番としては、5人目でした。
▼当日参加申し込みは、参加者出入り口の手前で受付ています。(桂離宮HPより)
早めに行ったのは、当日参観するためですが、
出来れば待つことなく参観したいので、
9時の回の参観に参加したいということもあって、早めに行きました。
当日参観可能だったとしても、
もし、9時の回がいっぱいだった場合、
次の参観の時間まで時間をつぶさなければなりません。
効率的に次の観光地を巡りたいし、
時間の節約にもなるので9時の回に参加できればと思いました。
結果、9時の参観に参加できることになったので、
早起きしてよかったです。
▼希望だった9時の参観に参加することができました。
参観 開始まで・・・
受付を済ませて、桂離宮の庭園へと入っていきます。
参観開始まで、参観者休所という建物で待ちます。
建物の入口には参観券の販売機があるので、
そこで券を購入します。
▼念願だった桂離宮へ。
参観開始までは、参観者休所という建物で待機。
トイレや休憩スペース、お土産ショップがありました。
各回の参観人数は20名。(令和4年9月現在)
その内当日参加できる人数は、5~10人。
9時の回は5人なので、ちょっと高いハードルでした。
(何とか参加できてよかった。)
時間まで休憩スペースで座って待っていました。
参加者は50代から70代の男女。
かなり年齢層は高めでした。
▼参観者休所の休憩スペース。
▼参観券は参観者休所の入口にある自動販売機で。料金は一人、1,000円。
▼参観券。
▼参観証を首から下げます。
▼お土産ショップもありました。
▼桂離宮についての展示もありました。
参観開始
時間になり参観が始まりました。
案内をしてくれるガイドの方が、
建物や庭について、見どころや歴史などを解説してくれます。
9時の回の案内してくれたのは、長身でスラッとした、老紳士。
丁寧な口調で、ユーモアを交えながら案内・解説いただきました。
参観者は、感心しながら解説をただただ聞き入っていました。
回遊式の庭園をめぐりながら、
建物、庭、敷石、灯篭などなど、
いろいろな見どころを見学しました。
参観のみどころは以下の通り。
参観経路もおおむねこの順番です。
- 御幸道
- 外腰掛
- 蘇鉄山
- 洲浜
- 天の橋立
- 石橋
- 松琴亭
- 賞花亭
- 園林堂
- 笑意軒
- 月波楼
- 古書院
- 月見台
- 中書院
- 新御殿
- 住吉の松
- 桂垣
- 穂垣
▼参観開始。
▼最初の見どころの味わいある橋。
▼御幸道。
▼「石畳にも注目してください」と案内していただいた老紳士。
▼御幸門。来賓はまずここを通って桂離宮に入ったとのこと。
▼柱、屋根、すべて自然素材で作られた門。簡素なのにセンスを感じます。
▼この石は、御輿を置いた場所だそうです。訪れた人はここで御輿を降りたとのこと。
▼御幸門から橋方面を見て。敢えて橋の角度を変えて、奥行感・遠近感を表現しているそう。
▼冬支度の作業が行われていました。
▼外腰掛。来賓がここで待機していたそう。
▼外腰掛の雪隠(トイレ)。
▼実際に座っていいとのことで、外腰掛に座って蘇鉄山を眺めます。
当時の高貴な人の気分を味わいました。
▼通路の敷石にも注目してくださいとの案内が。たしかに凝ったつくりです。
▼外腰掛にあった
▼通路を抜けると一気に開けた場所にでました。
▼洲浜・天の橋立。見事な庭園でうっとりしながら見とれました。
▼石橋を通って池を渡りました。
▼松琴亭。
▼簡素でありながら贅沢でおしゃれなつくりの建物。
▼市松模様がいいアクセントになっています。
▼お茶会ができるようにかまどがありました。
▼松琴亭の横にある船着き場。来賓は船でここまで来て、ここから建物に上がったそうです。
▼船着き場からの眺め。
▼賞花亭。
▼賞花亭前の敷石。
▼回遊していくと、次々のいい景色が現れます。
▼園林堂。
▼園林堂付近から賞花亭を見て。
▼ところどころに置かれている石灯篭もそれぞれ凝っています。
▼笑意軒。
▼こちらも簡素でありながら優美。障子の下の壁が銀になっていてかなり凝ったつくりです。
▼こちらでも実際座っていいとのことで、当時の人の気分を味わいました。
敷石もオシャレな意匠です。
▼笑意軒からの眺め。
▼修復中だった、新御殿。
▼中書院・古書院。
▼本来の姿が展示してありました。
▼月見台。
できれば建物の中から月見台ごしの景色を見たかったですが、内部の見学を行っていないそうです。
▼独特の紋章。
▼いよいよ参観も終盤。
▼月波楼。
▼簡素なつくりで、まわりの庭と調和していました。
▼土間があって、少し生活感が感じられるつくり。
▼天井は、舟形天井という独特のつくりだそうです。
▼宝船が描かれた額がありました。
▼ここから眺める庭の景色も良かったです。
▼御輿寄(正面)と臣下控所(右)。
▼中門。
▼最後の見どころ、住吉の松(衝立の松)。
通路の正面にあえて松を衝立のように配置して見えないようにしているそうです。
訪れた人の庭に対する期待感をかきたてる演出とのこと。
▼参観終了。あっという間の夢のような時間でした。
参観終了後、お土産ショップでお土産を
参観終了後、桂離宮参観の記念にお土産を買いにショップへ。
迷った末に、金の栞を購入しまいた。
書院が全体がデザインされていて、
ちょっと豪華な栞です。
値段は、600円+税でした。
▼お土産ショップでお土産を。
▼いろいろ迷って、金の栞をお土産に購入しました。
桂離宮まではバスで。
前日にバス・地下鉄を購入したので、
桂離宮までは、京都市街地からバスで行きました。
経路は、
ホテル最寄りの「烏丸五条」のバス停から、
「桂坂21」のバスの乗って(乗車時間18分)、
「西大橋西詰」というバス停で下車。
そこから徒歩で、約13分(1キロ)です。
▼地下鉄・バス1日券。
▼烏丸五条のバス停からバスに乗って桂離宮へ。
▼バスでの経路。
まとめ
桂離宮。
期待通り、期待以上に素晴らしかったです。
参観の事前申し込みは、WEBやハガキでできますが、
直前まで旅程が決定しなかったので、
WEBでの申込はすでにいっぱいでした。
当日申込に賭けようと、早起きして桂離宮に行ってよかったです。
出来れば申し込み後、すぐに参観(9時の回)に参加したかったので。
9時の参観には、最低でも行列の5番までに入る必要があるので、
出来れば8時までには、受付の列に並んだほうがいいと感じました。
▼列の一人前には、中高年の男性が並んでいて、コチラの受付は4番でしたが、
あとから奥さんがやって来て、しれっと列に加わり順番が5番になりました。
待ち合わせはホント勘弁してほしい。
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