今回は、船上から影島大橋の開閉を見ようと、
チャガルチクルーズに参加したときの様子をおとどけします。
ちょっと予想外のことが起こった船旅でした。
1,900円で太宗台を海から見られる船旅。 チャガルチクルーズ。韓国・釜山。
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チャガルチクルーズ 乗り場・料金・時間
チャガルチ市場のすぐ近くから発着するチャガルチクルーズ。
詳細はざっくりと、こんな感じです。
料 金 | 成人 19,000W(約1900円) |
運 行 時 間 | 備 考 | |
① |
11:00 ~ 12:30 |
|
② |
14:00 ~ 15:30 |
影島大橋の開閉を観覧 |
③ | 16:00 ~ 17:30 | |
④ |
18:00 ~ 19:20 |
サンセットツアー |
⑤ |
20:00 ~ 21:20 |
夜景ツアー(*夏季シーズンのみ) |
▼チャガルチクルーズ乗り場(チケット売り場)
チャガルチクルーズの乗り場(チケット売り場)は、
チャガルチ市場のすぐ横です。
地下鉄の駅は、南浦のほうが少しだけ近いように思います。
影島大橋の開閉を船上から見たいと思っていたので、
上の運行時間の14時発の回に乗りました。
チケットは予約サイト、「SEOUL PASS」で手配しました。
当日乗り場の窓口でも買えるようでしたが、
定員になれば締め切りということも書かれていたので、
予め日時を指定して購入しました。
こちらで買うと約100円安い、18000Wで購入できます。(2019年の価格)
メールで送られてきたバウチャーとパスポートを提示すれば、
チケットを発券できるはずでしたが、
当日チケットカウンターではバウチャーを提示しても
「19000Wです」と言われてしまいました。
既に決済していることを説明して、
10分くらいかかってやっとチケットを発券してもらえました。
▼無事チケット発券できてほっと一息。奥に見えるのがチケットカウンター。
チャガルチクルーズ 乗船
時間になって乗船します。
閑散としているかな・・・と勝手に想像していましたが、
結構乗る人がいました。
全部で30人以上はいたと思います。
2階が椅子があって、外気を遮断してくれる室内。
3階は屋根だけがある開けたスペースになっていました。
▼時間になったので乗船します。ちょっとドキドキ。
▼こちらがお世話になる船。まぁまぁ大きです。
▼船首部分
▼3階のオープンスペース。屋根があるので景色を見るにはちょっと不向き。
▼すぐ横にはチャガルチ市場。かもめのデザインでしょうか。
▼まだ開閉前の影島大橋。船尾から。
影島大橋 開閉の見学
出港時間と影島大橋の開閉時間は同じ14時。
クルーズの説明の脇に14時の回は
「影島大橋の開閉を観覧」とあったので、
てっきり影島大橋の近くまで行くんだろうと期待していました。
しかし、船は沖の方にそのまま出港しました。
影島大橋の開閉を観覧した後に出港ということらしいです。
勝手に勘違いしたこちらが悪いですが、ちょっとがっかり。
船上からの角度で開閉を眺めることはなかなかできないとは思いますが、
橋までがちょっと遠い。
間近で開閉を見たかった。
次回はもっと近くで開閉を見学したいと、出港と同時に決意しました。
▼影島大橋の開閉が始まりました。(船上から1番望遠にして撮影)
▼結構な高さまで上がります。遠いなりに迫力がありました。
太宗台に向けて出港
影島大橋が完全に開き切ったあたりで離岸しました。
ちょっと残念な気持ちを抱えつつでしたが、
出港してしまえば、周りの景色はきれいだし、
船の音、風の音、鳥の鳴き声を聞きながら船の旅を満喫できました。
車ほど早くないスピードは、岸の景色を眺めるのに最高ですね。
景色が変化して行く様子、船の波の軌跡を、存分に味わえます。
▼離岸。チャガルチ市場が徐々に小さくなっていきました。
▼開閉する影島大橋を遠くに眺めながら出港。
▼海から見る町並みもひと味違っていいですね。
▼船の軌跡を眺めながら、一人旅の旅情に浸ります。
▼南港大橋を過ぎていよいよ沖の方へ。
かもめとかっぱえびせん
出港後、船尾にいて、景色の写真を撮っていましたが、
しばらくすると若者グループが、
韓国版かっぱえびせんをかもめに投げ始めました。
かもめもよく知っているみたいで、
ある地点を過ぎたあたりから何羽かやってきて船の周りを飛び回ります。
▼韓国版かっぱえびせんを片手にかもめにアピール
▼すぐに気づいて何羽かやってきました。
▼なかなかうまくはキャッチできないみたいでした。
奇妙な出会い。韓国の先輩に酒に誘われて・・・。
沖の方にでて、陸地が遠くなると景色も変化が少なくなるので、
流石に海だけの景色だけでは退屈になってきます。
そんな気持ちを抱き始めた頃、地元のおじさまが声をかけて来ました。
韓国語だったので、全部はわかりませんでしたが、
「ソジュ」というのが聞こえたので、酒は飲めるのかと聞いているようでした。
もしかしたら、自分のことを韓国人と間違えていて声をかけたのかもと思って、
「イルボン」と言って、自分は日本人だということをアピールしました。
それでも「そうか、そうか」みたいな感じで飲もう、飲もうと誘ってきます。
トラブルに巻き込まれるのもいやだけど・・・。
おじさまはとてもいい笑顔で誘ってくるし、どうしたものかを悩みましたが。
ええい、ままよと、船尾の床にあぐらをかいて、ソジュをごちそうになりました。
▼誘われるまま、船尾の床にあぐらをかいて。
そのおじさまはおそらく60半ばくらいで、
リタイヤされているような感じを受けました。
出港した時からおじさまとはお互いになんとなく意識していました。
というのは、多くの人が景色の写真をスマホで撮っていましたが、
おじさまと自分だけが一眼レフのカメラで撮影していたからです。
いろいろ動き回って撮影しているうちに、
何か、スマホ全盛期の時代、一眼レフの同士のような感じになっていたんです。
同じ一眼レフ仲間として、
こちらが日本人だとわかってもお酒に誘っていただいて、感謝感激。
遠慮なく(実際はちょっと遠慮しながら)ソジュをいただきました。
ソジュと一緒にこれも食べろと出されたおつまみが初めて見る食べ物。
何かの魚の煮こごりだと思いましたが、何かはわかりませんでした。
「辛味噌をつけて食べろ」というので、言われた通りに食べました。
煮こごり自体は、磯の香りがしてクセのない淡白な味わい。
辛味噌をつけて食べると、魚の味が引き立って美味しかったです。
▼おじさまが持参したおつまみ。魚の煮こごりだと思います。
▼魚卵と魚と緑色はわかめか昆布ですかね。
▼見た目はあまり良くなかったですが、食べてみると磯の香りがして美味しかったです。
ゼリーよりもちょっと歯ごたえがある感じで、いろんな食材が合わさっていて、
贅沢な一品ですね。
美味しくいただいて、何の魚か気になったので、
翻訳アプリで、聞いてみました。
穴子か、うなぎだと思いましたが、どちらも違うようでした。
その後おじさまがこれだとスマホを見せてくれましたが、
やっぱりうなぎか穴子のようにしか見えませんでした。
▼何の魚か、やっぱり気になる。
▼おじさまが見せてくれたスマホ。これはうなぎですよね。
わかる方がいたらぜひご教示願います。
ソジュを1本開けて、小さい酒盛りはお開きとなりました。
船上で楽しもうとわざわざ持参したものを、
惜しげもなく見ず知らずの日本人に分けてくれるなんて・・・。
改めて感謝いたします。ありがとうございました。
太宗台沖に到着
おじさまとの宴会を終えて、気づくと船は太宗台沖に到着していました。
昨年、太宗台は訪問していて、景色のいい場所がたくさんあって、
感激したのを覚えています。
その訪問した場所を海側から眺めるのもいい経験になりました。
想像以上の断崖絶壁でした。
▼コンビニもあった眺めのいい展望台。崖のギリギリに建っていたんですね。
▼この灯台にも行きました。地層がクッキリと見えます。
ヒンヨウル文化村、そして再びチャガルチへ
しばらく太宗台沖で停泊したあと、船はチャガルチへ向けて動き出しました。
途中、今回の釜山旅行で行った、ヒンヨウル文化村が見えました。
船上から改めて見ると、海への斜面にある住宅街だとよくわかります。
▼チャガルチに向けて動きだしました。
▼ヒンヨウル文化村
▼ピアノ階段とトンネルが見えます。すごい斜面です。
▼海沿いの建物は「絶影海岸プロムナード」の管理棟。
このあたりからヒンヨウル文化村周辺の散策をはじめました。
無事チャガルチに到着。
終わってみるとあっという間でした。
陸地の景色を海側から眺めるのもいいですね。
影島大橋の開閉は遠かったですが、
船上から眺める釜山の景色を十分堪能できたのでよかったです。
▼無事到着。約90分、景色を堪能できる船旅でした。
チャガルチクルーズ まとめ
影島大橋の開閉を近くで見られるわけではなかったので、
ちょっと残念でした。
それでも、太宗台を海から見られるのはよかったです。
釜山の自然を海側から見てみると、
印象も結構かわりました。
ナイトクルーズで見る、
釜山の夜景も綺麗だとのことなので、
今度は夜に乗船してみたいと思います。
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